名前の通り「満点」な子、まんてん。
お顔が平たくて、おだやかで、とてもいい子でした。

いつも大人しくお乳を搾らせてくれて、 病気もほとんどありませんでした。
その反動なのか、 満月の夜には放牧地で突然走り出すのです。
「そうだよね。たまには、はっちゃけたいよね。」 そんなふうに思いながら、
走る姿を見るとなんだか嬉しくなりました。

森林ノ牧場では、 冬の間は草がないため放牧をお休みしています。
放牧が再開される春の日、まんてんは毎年、 お乳をゆらしながら
飛び跳ねて喜んでいました。 その姿は、私たちスタッフにとって春の風物詩。
「まんてんステップ」を スタッフ一同毎年楽しみにしていました。

あなたのもとにも、春を連れてきてくれると思います。
たくさんの癒しをくれてありがとう。 これからも、どうぞよろしくね。