東日本大震災から約1年後に生まれたわかば。
復興に向けて牧場では、牛も人も大変な時期で
今のように人と密に関わることが少なく、もともとの性格もあったのでしょう、人が苦手になってしまったわかば。
撫でようとわかばに近づこうとすると
ハッキリと“怖い”という感情が伝わってくるのです。
牛は臆病故に怖いと感じると時々とても強い力を発揮します。
そうなると牛も怪我をするし、人も危険です。
お産はベテランで、お乳もよく出し
(搾乳中はとてもおとなしい)
乳牛としてとても良い牛でしたが、
「かわいいね」「ありがとうね」と
撫でてあげることが最後まで出来ませんでした。
今まで出来なかった分、わかばはすごい牛だね!と沢山褒めて撫でてあげてほしいです。